ニチコン、PCWシリーズのチップ型導電性高分子アルミニウム固体電解コンデンサを発売
2022-12-17
概况/开发背景
概況/開発背景
近年の車載電化の進展に伴い、電解液タイプや混合タイプと同等の保証に属する「リップル電流重畳保証」に対する高温(125℃)での使用要求が高まっている。これらのニーズを満たすために、耐熱ゴムを用いたシール性向上を含む各種部材の最適化を実施し、業界初の高温125℃2000時間のリップル電流重畳保証を保証したPCWシリーズチップ型導電性高分子アルミニウム固体電解コンデンサを開発した。
特長
アルミニウム固体電解コンデンサは導電性高分子電解質を採用し、導電性高分子の特長である高周波領域の卓越したESR特性を持つだけでなく、優れたリップル電流耐性を備えている。
高温でも安定した特性を維持するために、PCWシリーズは高耐熱性のシールゴムを採用し、製品の自己発熱を低減するために、リード線などの部材を最適化することで低ESRを実現した。
また、導電性タイプでは業界初のリップル電流重畳を保証し、高リップル電流化も実現し、低圧帯に高リップル電流を必要とする回路の実現に役立つ。