広瀬電機、次世代産業機器通信コネクタに新たな中継ジャックを追加
2022-08-31
【ガイド】広瀬電機は、IEC 61076-3-124規格に準拠した次世代産業機器通信コネクタ「ix Industrial™”に新しいオプションの中継ジャックを追加しました。

デバイス設計のためのより自由な配線

ix Industrial™広瀬電機とドイツHarting Technologyグループの技術協力製品で、2017年に販売を開始してから、工業自動化、ロボット、機械視覚などの各種工業設備で好評を得ている。形状が小さく堅牢性が高いため、イーサネットをはじめとする産業機器通信用コネクタとして、国内外の大手メーカーを含む各種産業機器メーカーに広く採用されている。

今回、市場のニーズに対応するために、デバイス間の距離が遠くても配線に省スペース化を図るために、新しい中継ジャックを発表しました。プラグと組み合わせて使用することで、デバイスが遠く離れていてもケーブルを接続することができ、省スペースにすることができます。また、パネルの取り付けをサポートしているため、中継コネクタとしてだけでなく、インタフェースコネクタとしても使用できます。1.5 mmまたは2.0 mmのパネル厚に対応しており、柔軟なデバイス設計に対応することができます。中継ジャックのオプションを追加することで、ix Industrial™より自由な結線方法を提供します。

中継接続として使用する例

パネル間パネル接続の例

●特徴:IEC規格準拠の次世代産業機器通信コネクタix Industrialについて™

-IEC規格準拠(IEC 61076-3-124)

-RJ-45に比べて体積を75%、10 mm間隔で並べて設置

-広瀬電機独自の筐体設計で、衝撃、振動に強く、5000回の挿抜に耐えられる

-Cat.6 A高速イーサネット(10 Gbps)対応のEMC耐性が高い

-量産中の型式選択

主な選択肢:2種類

ソケット:縦型直角ソケット、横型直角ソケット、垂直型プラグ

プラグ:縦型プラグ、直角プラグ(結線方法:圧着、溶接)

ちゅうけいジャツク

●今後の製品選定

今後、様々な使用環境における産業機器のニーズに応えるため、防滴型、ネジロック型などの新たなオプションの開発を検討している。