イタリアの半導体ハイサイドスイッチ、小さな体、大きな知恵、高エネルギー効果
2024-03-12
ターゲットアプリケーションには、プログラマブル論理コントローラ、産業用PC周辺機器、NC工作機械が含まれる

イタリア半導体が新たに発売した8ウェイハイサイドスイッチはインテリジェントな機能と設計の柔軟性を兼ね備えており、各チャネルのオン抵抗RDS(on)(典型値)はわずか110 mΩで、保護システムのエネルギー効率、体積はコンパクトで、PCB空間を節約する。


0.7 A IPS 8200 HQと1.0 A IPS 8200 HQ-1は容量性負荷、抵抗性負荷または感性負荷を制御し、一方は接地し、動作電圧10.5 V-36 V、3.3 V/5 V論理入力に互換性があり、プログラマブル論理コントローラ(PLC)、分散I/O、工業PC周辺機器、コンピュータデジタル制御(CNC)工作機械に使用される。また、各スイッチは、シリアルインタフェース(SPI)またはパラレルインタフェースを介してメインコントローラに接続することができ、より高いシステム設計の柔軟性をもたらすことができます。

両スイッチはいずれも設備保護機能を統合し、専用診断ピンを通じて電圧状態を指示し、知能システムの管理運転を支援する。安全保護機能には、各チャネル出力過負荷(OVL)保護、ノード過熱(OVT)保護、短絡保護、アンダ圧ロック(UVLO)、接地切断自動閉鎖機能が含まれる。診断出力は、電源電圧が正常であること、ハウジングが過熱していること、SPIが故障していること、および接合が過熱していることを示します。

さらに、これらの2つのデバイスは、各出力チャネルの動作状態を示すLEDドライバを統合しています。100 mA埋め込みDC/DCレギュレータはLEDドライバ、SPIロジック、入力回路に電力を供給し、光結合器やデジタルアイソレータなどの外部コンポーネントの電源にも使用できます。

2つのスイッチはIEC 61000-4技術基準におけるESD静電放電、バースト及びサージ耐摂動度に関する規定に適合し、IEC 61131-2規格の工業制御に対する機能性及びEMCの要求に適合しなければならない設備に適用される。

IPS 8200 HQとIPS 8200 HQ-1は現在生産を開始し、8 mmx 6 mm DFN 48を用いてパッケージ化されている。

イタリア半導体はまた、開発者がハイサイドスイッチの機能を評価するのを支援する2つの工業レベルのデジタル出力拡張カードを提供している。